気圧の谷が通り過ぎ、北海道は高気圧の張り出しの中に入って来たものの、湿気が多いため雲底高度が低く、内陸に入らないとプラスも弱い状況。
いつも良好な西のエリアは、午前中は雲底高度が低い状況。
東のエリアは、美唄山系~芦別岳・夕張岳の内陸部で5,000-5,500ft。
南東のエリアは、桂沢湖~シューパロ湖間で一段サーマルが弱まる感じ。その南はさらに雲底高度が低く、サーマルも弱くなった。
このエリアでは、飛行中の雲の観察(分布、地面との整合、色・形から想定されるプラスの強さ)を中心に、トレーニングを行いました。
また、音江山系では次々と発生する積雲パフの状況からコンバージェンス性のサーマルを想定できるか、東のエリアから西のエリアへのトラバース中に低い雲で遮られて西の状況がわからない時の狙い目、夕方近くになった時の西斜面の信頼性など、より実践的なトレーニングを多なうことができました。
西のエリアのコンバージェンスラインを進む
フライト後はGコーチによる詳細なフライト解析を行いました。